当院は、症状から要因を、要因から原因をと順を追って探っていき、その原因を取り去る為に、その都度その都度、筋肉の繋がりや関節の稼働域等の検査をおこない、適切な施術で改善に向かわせています。
しかも、その都度その状態を患者さん自身にも確認していただきながら施術を進めていきます。
少し時間はかかりますが、原因が分からないと対処療法を行ない、改善出来ませんので、、。
もみほぐしとか、他の整体では症状から、これかなぁというものを想像をして、要因があたかも原因であるかのような思い込みから、それを患者さんに伝えて、そのを無くせば改善しますよ、なんてことを言って施術をする処が多いようです。
肩こり腰痛の患者さんに
『パソコンとか打ってますか?それじゃあ肩こりや頭痛が起きても仕方ない状況で、肩こり腰痛が出るのは当たり前ですよ。よくほぐしましょう!』
なんて、ゴリゴリ押したり揉んだり。
本当にそれで良いのでしょうか?
良くなるはずないですよねぇ。
軽くなったり、辛くなったり、その繰り返し(負の連鎖)で更に悪化させて長引かせてしまいます。
当院と他院との圧倒的な違いは、
『原因にアプローチしている』かどうかという点です。
こんな症例があります。
原因が『え〜っ!』というようなところに、、。
ギックリ腰のような症状で、腰を引いて半歩半歩ゆっくりとしか進まない歩き方で、奥様に支えられ、院に来られた患者さまです。
原因不明だとご本人は仰っています。
色々と指標検査をしたり、可動域の検査をした結果、あれれ原因は腰から発生している訳では無いなぁと確信。
「小さい時にケガとかは無かったですか?」の問いに「そう言えば!」「関係ないとは思うのですが、、」と話してくださいました。
幼稚園の時、滑り台を滑り降りた時にお尻を嫌と言うほど強打したそうです。
暫くは痛かったそうですが、子供だから忘れるのも早い。
それ以降は、気にも留めなかったそうです。
というより忘れていたそうです。
それが、高校生の部活(サッカー)の途中で右足股関節から座骨にかけて急激な痛みが走り病院へ。
練習のし過ぎでしょう!と何の処置もなし。
レントゲンも不要との判断だったらしいです。
それも、その後何だか良くなったのか何なのか、痛みも出てこなかったのでそのまま放置。
部活に打ち込み、問題は無し。
社会人になり、暫くはその事を忘れて仕事に打ち込んでいたそうです。
一昨日、何をした?との記憶がないのに、強烈な腰痛に襲われ、病院へ。
ぎっくり腰でしょう!と言われたが、何をしたわけでもなく、そう言われてもスッキリしない。
しかし、痛い。ブロック注射でその場は治まる。
でも、何だかなぁ⁈という疑念が取れずに悶々とする日々を過ごされていたようです。
そこで、患者さまからのご紹介という事で当院にお越しになったという経緯です。
調べたところ、尾骨の歪みが顕著に出ていて、右座骨寄りに変位。多分ヒビでも入ってしまっていたのでしょう。
幼い頃の記憶を辿っていただき、幼稚園での尻もち事件を思い出され『えっ、あの時の⁈』と信じられない様子。
そこで骨盤・尾骨調整を時間をかけてしたところ腰痛がかなり楽になられました。
数回の施術で股関節の痛みはほぼ消え、腰痛はその後徐々に消えていきました。
全10回ほどで、ケアの為に定期的に通っていただくまでになりました。
今は元気ハツラツ!で過ごしていらっしゃいます。
この患者さまのように、小さい時のケガが原因で年を重ねてから突如とんでもない症状が出るという奨励は、珍しくもなく多くいらっしゃいます。
ご本人も、まさか小さい時のケガが原因で、今頃そんな事になるなんて、と不思議がられていました。
原因はわからないけど、辛い症状が出てきたという場合、若い時に何かあったのかなぁと、思いを巡らせてみてみてください。
案外、あぁ、あの時のあれか?と見当がつくかもしれませんよ。
全てに原因は必ずありますので、それをそのまま放置して
『症状と要因に囚われた施術』
を施している処とは、一線を画している当院の施術です。
是非ご来院いただき、一日も早く辛さから脱却してください。